学習目安 | 小: A | 中: S | 高: A

水産業の現状

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

日本はまわりを海にかこまれていて、昔からたくさんの魚を食べてきました。しかし、今の日本の水産業にはいくつかの大きな変化が起きています。

まず、魚をとる量(漁獲量ぎょかくりょう)が昔にくらべてとてもへっています。その理由は、世界中の国々が自分の国のまわりの海(排他的経済水域はいたてきけいざいすいいき)を自由に使わせないように決めたことや、海の変化で魚が少なくなったことが原因です。

また、漁師りょうしさんの仕事をする人が少なくなったり、おじいさんやおばあさんばかりになったりする「高齢化こうれいか」も大きな問題です。そのため、今はただ魚をとるだけでなく、たまごから育てて海にかえす「栽培漁業さいばいぎょぎょう」や、いけすの中で大きく育てる「養殖ようしょく」など、魚を大切に増やす工夫が進められています。

ルラスタコラム

最近では、ドローンAIを使って魚の場所をさがしたり、自動でエサをあげたりする「スマート漁業」という新しい仕組みも始まっているんだよ。未来の漁師さんは、タブレットを使って仕事をするようになるかもしれないね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 日本の漁獲量が1980年代後半から大きく減少した国際的な要因は何ですか
世界各国が沿岸から200海里(約370km)の範囲を「排他的経済水域(EEZ)」として設定し、日本の漁船が自由に操業できなくなったため
【応用】 「とる漁業」から「育てる漁業」への転換が求められている主な理由を説明しなさい
乱獲や環境変化によって天然の魚の資源量が減少しており、将来にわたって安定的に水産物を供給し続ける必要があるため
【実践】 日本の漁業が抱える国内の社会的な課題を2つ挙げなさい
漁業従事者の高齢化と、それに伴う後継者不足による労働力の減少や漁村地域の活力低下

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