一般小学生
まとめ
小学生のみなさんへ
山上(やまのうえの)憶良(おくら)は、奈良(なら)時代(じだい)の貴族(きぞく)で、とても有名(ゆうめい)な歌人(かじん)です。当時(とうじ)の農民(のうみん)たちが、重(おも)い税金(ぜいきん)や苦(くる)しい生活(せいかつ)に悩(なや)んでいる様子(ようす)を、「貧窮(ひんきゅう)問答歌(もんどうか)」という歌(うた)にまとめました。この歌(うた)は、日本(にほん)で一番(いちばん)古(ふる)い歌集(かしゅう)である『万葉集(まんようしゅう)』に収(おさ)められています。
昔(むかし)の農民(のうみん)は、自分(じぶん)たちで育(そだ)てたお米(こめ)を納(おさ)めるだけでなく、遠(とお)くの九州(きゅうしゅう)を守(まも)りに行(い)く「防人(さきもり)」という仕事(しごと)など、とても厳(きび)しい負担(ふたん)がありました。あまりの苦(くる)しさに、国(くに)から貸(か)し出(だ)された田(た)んぼを捨(す)てて逃(に)げ出(だ)してしまう人(ひと)もいたほどです。憶良(おくら)は、そんな困(こま)っている人(ひと)たちの気持(きも)ちに寄(よ)り添(そ)って、社会(しゃかい)の問題(もんだい)を歌(うた)にしたのです。
ルラスタコラム
山上(やまのうえの)憶良(おくら)は、中国(ちゅうごく)(唐(とう))に渡(わた)って勉強(べんきょう)した「遣唐使(けんとうし)」の一員(いちいん)でもありました。外国(がいこく)の進(すす)んだ考(かんが)えを学(まな)んだからこそ、日本(にほん)の農民(のうみん)のくらしを客観的(きゃっかんてき)に見(み)つめ、社会(しゃかい)の矛盾(むじゅん)を歌(うた)にすることができたのかもしれませんね。
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