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複眼

複眼

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

複眼
昆虫や甲殻類などの節足動物に見られる、多数の小さな目(個眼)が集合して構成された視覚器官

解説

複眼は、節足動物の頭部に位置する主要な視覚器官です。数個から数万個の「個眼(こがん)」と呼ばれる独立した小さな目が密集して一つの大きな目を形成しています。個眼一つひとつがレンズと視細胞を持ち、それぞれが捉えた断片的な情報を脳で統合することで、周囲の像を認識します。

人間の持つ「単眼」と比較すると、像の鮮明さ(解像度)では劣りますが、非常に広い視野を確保できる点が最大の特徴です。また、光の明暗や動きの変化を察知する能力が極めて高く、外敵の接近や獲物の動きを瞬時に捉えることができます。

項目 複眼 単眼
構造 多数の個眼の集合体 一つのレンズと網膜
得意なこと 広い視野・動体視力 ピント調整・解像度
主な生物 昆虫・甲殻類 脊椎動物・昆虫の一部
コラム

多くの昆虫は、複眼によって人間には見えない「紫外線」を感知しています。これにより、花びらの蜜標(ガイドマーク)を識別したり、空の偏光を利用して方位を確認したりすることが可能です。なお、昆虫の中には複眼のほかに、光の強弱のみを感じ取る「単眼」を頭部に併せ持つ種も多く存在します。

小学生のみなさんへ

昆虫(こんちゅう)の大きな目は、実はたくさんの「小さな目」が集まってできています。これを「複眼(ふくがん)」といいます。小さな目は「個眼(こがん)」と呼ばれ、一つ一つが光や色を感じることができます。複眼は、まわりの動くものをすばやく見つけたり、人間には見えない「紫外線(しがいせん)」という光を感じたりするのが得意です。

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