一般小学生
まとめ
- ホルン
- 氷河の浸食によって、周囲を削り残された鋭い峰(山頂部分)
解説
ホルンは、山岳氷河の浸食作用によって形成される特徴的な地形で、日本語では「尖峰(せんぽう)」とも呼ばれます。一つの山頂を囲むように複数の谷氷河が発生し、それらが周囲を削り取ることで形成されます。
具体的には、氷河によって削られたすり鉢状のくぼみである「カール(圏谷)」が、山の三方あるいは四方から山頂に向かって拡大していきます。その結果、隣り合うカール同士の境界が鋭い稜線(アレート)となり、最終的に山頂部分が鋭い角状の岩峰として取り残されます。
| 地形名 | 特徴 | 形成の仕組み |
|---|---|---|
| ホルン | 鋭く尖った山頂 | 複数のカールが山頂を削り残したもの |
| カール(圏谷) | すり鉢状のくぼみ | 氷河の重みで山肌が削られたもの |
| アレート | ナイフのような尾根 | 隣り合うカールに挟まれた鋭い稜線 |
コラム
世界で最も有名なホルンの例は、スイスとイタリアの国境に位置するアルプス山脈の「マッターホルン」です。その独特なピラミッド状の形状から、このタイプの地形をドイツ語で角を意味する「ホルン」と呼ぶようになりました。
日本でも北アルプスの槍ヶ岳などが、氷河の影響を受けたホルンに近い形状として知られています。これらはかつての氷河期に形成された名残であり、当時の気候環境を知る重要な手がかりとなります。
小学生のみなさんへ
ホルンとは、氷河(ひょうが)という大きな氷の固まりが、長い時間をかけて山のまわりをけずったあとに残った、するどくとがった山頂(さんちょう)のことだよ。スイスのマッターホルンという山がとても有名だね。まるで動物のツノのようにとがっているから、ドイツ語でツノを意味する「ホルン」という名前がついているんだ。
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