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実験用ガスこんろ

一般小学生

まとめ

実験用ガスこんろ
カセット式のガスボンベを燃料として使用する、持ち運びが可能な理科実験用の加熱器具
  • 圧電点火方式により、マッチやライターを使わずに安全かつ容易に点火できる
  • ガス配管が不要なため、実験台の場所を問わず自由なレイアウトで使用できる
  • つまみを回すだけで火力の微調整が可能であり、蒸発皿の加熱などに適している

解説

実験用ガスこんろは、従来のアルコールランプガスバーナーに代わる安全な加熱手段として、現在の理科教育現場で広く普及しています。最大の利点は、燃料となるカセットボンベ(液化ブタン)をセットするだけで、誰でも安定した火力を得られる点にあります。

主な加熱器具の比較は以下の通りです。

項目 実験用ガスこんろ アルコールランプ ガスバーナー
点火方法 圧電点火(つまみ) マッチ・ライター マッチ・ライター
火力調節 容易(つまみ) 困難 容易(ネジ操作)
安全性 高い(安全装置付) 転倒時の火災リスク 操作に習熟が必要

使用時には、ボンベの切り欠き部分をこんろの受け金具に正しく合わせる必要があります。正しく装着されていないとガス漏れの原因となります。また、点火時は「カチッ」と音がするまでつまみを回し、火がついたことを必ず目視で確認することが重要です。

コラム

安全に使用するための最大の注意点は「輻射熱」です。こんろの上面を覆い隠すような大きな鉄板や鍋を使用すると、熱がカセットボンベのカバー内にこもり、ボンベ内の圧力が異常上昇して爆発する危険があります。そのため、実験では適切なサイズの金網蒸発皿を使用しなければなりません。また、使用後は必ずボンベを外し、キャップをして火気のない涼しい場所に保管します。ガスを使い切ったボンベは、自治体のルールに従って正しく廃棄する必要があります。

小学生のみなさんへ

理科の実験で、水を温めたり、水に溶けているものを取り出したりするときに使うのが「実験用ガスこんろ」です。お家でなべ料理をするときに使うカセットこんろと、仕組みはほとんど同じです。

この道具のすごいところは、マッチを使わなくても、つまみを回すだけで簡単に火をつけられることです。火の大きさも自由に変えられるので、実験がとてもスムーズに進みます。

使うときは、燃料ねんりょうのカセットボンベを正しくセットしましょう。また、火を使っている間は、窓を開けて換気かんきをしっかり行うことが大切です。使い終わったら、火が消えていることを確認して、つまみを「消」に戻しましょう。

ルラスタコラム

カセットボンベを振ると、中でチャプチャプと音がしますね。実は、ガスを強い力で押しこんで「液体」にして閉じ込めているからです。火をつけると、この液体が再びガスになって出てくる仕組みになっています。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 実験用ガスこんろが、アルコールランプよりも優れている点は何ですか。
マッチを使わずに点火でき、つまみ一つで火力の調節が簡単にできる点です。
【応用】 実験用ガスこんろを使用する際、ガス漏れを防ぐために確認すべきことは何ですか。
カセットボンベの凹み(切り欠き)を、こんろ側の受け金具の凸部に正しく合わせることです。
【実践】 実験用ガスこんろで、大きな鉄板や大きな鍋を使ってはいけないのはなぜですか。
熱がカセットボンベに伝わり、ボンベ内の圧力が上がって爆発する危険があるためです。

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