一般小学生
まとめ
【定義】 アルミニウムの表面にできる灰白色の膜のようなさびで、薬品に溶かされにくい性質を持ち内部を守る。
まとめ
酸化アルミニウムのさびは、金属表面に緻密で強固な層(不動態)を作ることで、酸素や水分の浸透を防ぎ、内部の金属がさらに腐食されるのを防ぐ役割を果たす。
解説
アルミニウムはイオン化傾向が大きく本来は酸化されやすい金属であるが、空気中の酸素と反応すると表面に極めて薄い酸化アルミニウム(Al2O3)の皮膜を形成する。この皮膜は非常に緻密で安定しており、かつ薬品にも溶けにくいという特性を持つ。鉄のさび(赤さび)が多孔質で内部まで腐食を進行させるのに対し、アルミニウムのさびは「保護被膜」として機能し、内部を腐食から守る。この状態を不動態と呼び、この性質を人工的に強化して被膜を厚くしたものが、調理器具や建材に使われる「アルマイト」である。
小学生のみなさんへ
アルミニウムでできた1円玉やアルミホイルを空気の中に置いておくと、表面に目に見えないくらい、うすくて白い「さび」のまくができます。ふつう、鉄のさびは金属をボロボロにしてしまいますが、アルミニウムのさびはとても固くて強いので、バリアのように中をしっかり守ってくれます。このおかげで、アルミニウムは中までボロボロにならずに長持ちするのです。
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