学習目安 | 小: B | 中: A | 高: S

金

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

原子
物質を構成する基本的な単位であり、化学反応によってそれ以上分割することができない微小な粒子
  • 化学変化の前後で、新しくできたり、なくなったり、他の原子に変わったりしない
  • 種類ごとに質量や大きさが決まっている
  • 中心にある原子核(陽子と中性子)と、その周りを取り囲む電子で構成される

解説

原子は、19世紀初頭にジョン・ドルトンによって提唱された概念です。物質を極限まで細かく分けたときに到達する、それ以上分割できない粒子のことを指します。原子の大きさは非常に小さく、直径は約100億分の1メートル(0.1ナノメートル)程度です。

原子の内部構造を見ると、中心には正の電荷を持つ「陽子」と電荷を持たない「中性子」からなる原子核が存在し、その周囲を負の電荷を持つ「電子」が運動しています。原子全体としては、陽子の数と電子の数が等しいため、電気的に中性(プラスマイナスゼロ)の状態を保っています。

構成粒子 電荷 質量(相対値)
陽子 正(+) 約1
中性子 なし(0) 約1
電子 負(-) 約1/1840
コラム

原子の種類(元素)は、原子核に含まれる陽子の数(原子番号)によって決定されます。例えば、陽子が1つなら水素、6つなら炭素となります。同じ元素であっても、中性子の数が異なるものを「同位体(アイソトープ)」と呼びます。また、原子がいくつか結びついて、物質の性質を示す最小の単位となったものは「分子」と呼ばれ、原子とは区別して理解する必要があります。

小学生のみなさんへ

わたしたちのまわりにある水や空気、そしてわたしたちの体も、すべて「原子」という目に見えないほど小さな粒が集まってできています。原子は、これ以上小さく分けることができない、ものづくりの「最小パーツ」のようなものです。

原子にはたくさんの種類があり、その組み合わせによっていろいろな物質ぶっしつが作られます。例えば、水素の原子と酸素の原子が組み合わさると「水」になります。原子そのものは、化学反応はんのうによって、急に消えたり、何もないところから新しく生まれたりすることはありません。このルールがあるからこそ、科学の世界では変化を正確に計算けいさんすることができるのです。

ルラスタコラム

原子の大きさは、野球場を原子全体だとすると、中心にある原子核はたったの「1円玉」くらいの大きさしかありません。原子のほとんどは、実は何もないスカスカの空間なのです。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 物質を形づくる、それ以上分けることができない最小の粒を何といいますか
原子
【応用】 化学変化が起こるとき、原子の状態はどうなりますか。「分割」「消滅」「変化」の観点から説明しなさい
原子はそれ以上分割されず、新しくできたり消滅したりすることもなく、また他の種類の原子に変わることもありません
【実践】 「原子」と「分子」の決定的な違いは何ですか
原子は物質を構成する最小の「粒子」そのものを指しますが、分子はいくつかの原子が結びついて、その物質の「性質」を持つ最小の単位となったものを指します

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