フィヨルド

一般小学生

まとめ

【定義】 氷河によって削られたU字谷に海水が入り込んでできた、細長く深い入り江。

フィヨルド氷河地形U字谷

まとめ

氷河の浸食でできたU字谷に海水が浸入した地形で、断崖絶壁に囲まれた深く長い入り江が特徴である。

解説

フィヨルドは、過去の氷期に大陸氷河が地表を深く削り取った跡に形成される。氷河はその自重で移動する際、谷底や谷壁を強力に浸食し、断面がU字型の深い谷(U字谷)を作り出す。その後、温暖化による氷河の後退と海面の上昇、あるいは地殻の沈降によって、このU字谷に海水が入り込むことでフィヨルドが完成する。地形的な特徴として、入り江は非常に狭長で数百キロメートルに及ぶこともある一方、水深は非常に深く、千メートルを超える場所も存在する。また、両岸は氷河に削られた垂直に近い断崖となっていることが多い。主な分布地域はノルウェー、チリ南部、ニュージーランドのサウスランド、カナダ、アラスカなどの高緯度地域である。類似の沈水海岸であるリアス海岸との違いは、元となった谷が河川によるV字谷か、氷河によるU字谷かという点にある。

小学生のみなさんへ

大昔、とても寒い時代に「氷河(ひょうが)」という巨大な氷のかたまりが地面を深くけずり取りました。そのあとに海の水が入りこんでできた、細長くて深い入り江を「フィヨルド」と呼びます。まわりは切り立った高いがけになっていて、とてもめずらしい景色が見られます。北ヨーロッパのノルウェーという国などが有名です。

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