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長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

江戸時代、日本ではキリスト教を信じることが厳しく禁止されていました。見つかると重い罰を受けることもありましたが、長崎県や熊本県の天草地方には、自分たちの信じる心をこっそりと守り続けた人たちがいました。この人たちのことを「潜伏せんぷくキリシタン」と呼びます。

彼らは、仏像の裏にマリア様の像を隠したり、お経のような節でキリスト教の祈りをささげたりして、周りに気づかれないように工夫しました。その期間はなんと200年以上も続きました。長い間、先生となる宣教師せんきょうしが一人もいない中で、自分たちだけで教えを伝えてきたのです。

江戸時代が終わるころ、長崎に大浦天主堂おおうらてんしゅどうという教会が建つと、隠れていた人たちが勇気を出して「私たちもあなたと同じ心を持っています」と名乗り出ました。これは世界中を驚かせた大きな出来事でした。この歴史を伝える12の場所が、2018年に世界遺産に選ばれました。

ルラスタコラム

潜伏キリシタンの人たちは、一見すると普通の鏡なのに、光を当てると壁に十字架が浮かび上がる「魔鏡まきょう」という道具を使ってお祈りをすることもありました。知恵をしぼって信仰を守ったのですね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 2018年に世界文化遺産に登録された、江戸時代の禁教期に長崎や天草で密かに信仰を守り続けた人々の歴史を伝える遺産群の名称は何ですか。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
【応用】 江戸幕府がキリスト教を禁止するために行った、キリストやマリアの像が描かれた板を足で踏ませる儀式を何と言いますか。
絵踏(えふみ)
【実践】 1865年に大浦天主堂で潜伏キリシタンがフランス人神父に信仰を告白した出来事を何と呼びますか。また、それが世界的に高く評価されている理由は。
信徒発見。宣教師が不在の過酷な状況下で、200年以上もの長きにわたり信仰が継承されていたことが、世界の宗教史上でも極めて稀な事例であるため。

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