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瀬戸内工業地域

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

瀬戸内海せとないかいのまわりに広がる兵庫県ひょうごけん、岡山県おかやまけん、広島県ひろしまけん、山口県やまぐちけん、愛媛県えひめけんの5つの県にまたがる大きな工業地域を「瀬戸内工業地域」とよびます。

この地域では、海をわたって運ばれてくる原料を使いやすいように、海のすぐそばに大きな工場がたくさん並んでいます。特に、石油化学せきゆかがくコンビナートや、鉄をつくる製鉄所せいてつじょ、大きな船をつくる造船所ぞうせんじょなどが有名です。

むかし、この場所には塩をつくるための「塩田えんでん」という広い土地がありました。その広い土地や、海を埋立地うめたてちにすることで、大きな工場を建てる場所を確保したのです。広島市の自動車づくりや、今治市の船づくりなど、町ごとにさかんな産業が決まっているのも特徴です。

ルラスタコラム

広島県はカキの養殖(ようしょく)でも日本一ですが、実はそのすぐ近くで大きな船や自動車が作られています。きれいな海を守るために、工場から出る水をきれいにする工夫も進んでいるんだよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 瀬戸内工業地域において、石油化学や鉄鋼などの大規模な工場が海沿いに集中している地理的な理由を答えなさい。
原料の輸入や製品の輸出に便利な大型船が接岸できるよう、波が穏やかで水深が深いという瀬戸内海の地理的条件を活かしているためです。
【応用】 瀬戸内工業地域の産業構成を、日本最大の出荷額を誇る中京工業地帯と比較した際、どのような違いが見られますか。
中京工業地帯は自動車などの「機械工業」の割合が圧倒的に高いのに対し、瀬戸内工業地域は「化学工業」や「金属工業」の割合が比較的高いという特徴があります。
【実践】 瀬戸内工業地域が、戦後の高度経済成長期に広大な工場用地をスムーズに確保できた歴史的背景を説明しなさい。
江戸時代から盛んだった「塩田(えんでん)」の跡地や、大規模な埋立地を利用して広大な工場用地を確保しました。

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