標高

標高

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 平均海面(0メートル)を基準とした、特定の地点における地面の垂直的な高さのこと。
  • 地形図上では、等高線の間隔や数値から読み取ることができ、土地の起伏を把握する基本指標となる。
  • 標高が高くなるにつれて大気圧が低下し、水の沸点が下がるなどの物理的変化を伴う。

解説

標高は、平均的な海水面の高さを基準面(0m)として測定されます。日本では、東京都千代田区にある「日本水準原点」が統一的な基準となっており、これは長期間にわたる東京湾の平均海面の観測データに基づき算出されています。地図上で地形を把握する際は等高線を確認します。太い線の「計曲線」と細い線の「主曲線」が密集している場所は傾斜が急であることを示し、間隔が広い場所は平坦であることを示します。

物理的な特性として、標高が高くなるほど上空の空気の層が薄くなるため、大気圧(気圧)が低下します。この現象により、標高の高い山頂では密閉されたポテトチップスの袋が膨らんだり、熱した空き缶に蓋をして冷やすと外気との気圧差によって缶がへこんだりする現象が起こります。また、気圧が下がると水の沸点も100度より低くなるため、高山での炊飯には圧力をかけるなどの工夫が必要となります。

コラム

海抜」という言葉も日常的に使われますが、標高が日本の測量体系で厳密に定められた基準からの高さを指すのに対し、海抜は近隣の海面を基準にするなど、より広い意味で使われる傾向があります。

また、標高と気温には密接な関係があり、一般的に標高が100m高くなるごとに気温は約0.6度低下します。さらに、標高が高い場所ほど地球の自転や曲率の関係で周辺よりも早く日の出を迎えるため、離島を除く日本国内では富士山頂が最も早く初日の出を見られる地点となります。

小学生のみなさんへ

標高とは、海面の高さを0メートルとしたときの、地面の高さを表す言葉です。山や土地がどれくらい高いところにあるかを知るための大切な数字です。

標高が高い場所に行くと、私たちのまわりの空気の様子が変わります。高い山の上では空気がうすくなるため、空気がおす力(気圧きあつ)が弱くなります。そのため、山の上でポテトチップスの袋を見ると、中に入っている空気がふくらんでパンパンになることがあります。

また、標高が高いところでは、お湯がわく温度も変わります。ふつう、お湯は100度でわきますが、高い山の上では100度になる前にわいてしまいます。これを沸点ふってんが下がるといいます。そのため、高い山の山頂さんちょうでお米をたくときは、ふだんより工夫が必要になります。

ルラスタコラム

標高が100メートル高くなると、気温はおよそ0.6度下がるといわれています。標高が3776メートルもある富士山ふじさん山頂さんちょうでは、ふもとよりも20度以上も気温が低くなる計算です。夏でも山の上で上着が必要なのは、この標高のちがいが理由なんですね。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

「地形」の関連用語
最近見た用語
履歴をチェックしています…