まとめ
- 平均海面(0メートル)を基準とした、特定の地点における地面の垂直的な高さのこと。
- 地形図上では、等高線の間隔や数値から読み取ることができ、土地の起伏を把握する基本指標となる。
- 標高が高くなるにつれて大気圧が低下し、水の沸点が下がるなどの物理的変化を伴う。
解説
標高は、平均的な海水面の高さを基準面(0m)として測定されます。日本では、東京都千代田区にある「日本水準原点」が統一的な基準となっており、これは長期間にわたる東京湾の平均海面の観測データに基づき算出されています。地図上で地形を把握する際は等高線を確認します。太い線の「計曲線」と細い線の「主曲線」が密集している場所は傾斜が急であることを示し、間隔が広い場所は平坦であることを示します。
物理的な特性として、標高が高くなるほど上空の空気の層が薄くなるため、大気圧(気圧)が低下します。この現象により、標高の高い山頂では密閉されたポテトチップスの袋が膨らんだり、熱した空き缶に蓋をして冷やすと外気との気圧差によって缶がへこんだりする現象が起こります。また、気圧が下がると水の沸点も100度より低くなるため、高山での炊飯には圧力をかけるなどの工夫が必要となります。
標高とは、海面の高さを0メートルとしたときの、地面の高さを表す言葉です。山や土地がどれくらい高いところにあるかを知るための大切な数字です。
標高が高い場所に行くと、私たちのまわりの空気の様子が変わります。高い山の上では空気がうすくなるため、空気がおす力(気圧)が弱くなります。そのため、山の上でポテトチップスの袋を見ると、中に入っている空気がふくらんでパンパンになることがあります。
また、標高が高いところでは、お湯がわく温度も変わります。ふつう、お湯は100度でわきますが、高い山の上では100度になる前にわいてしまいます。これを沸点が下がるといいます。そのため、高い山の山頂でお米をたくときは、ふだんより工夫が必要になります。
標高が100メートル高くなると、気温はおよそ0.6度下がるといわれています。標高が3776メートルもある富士山の山頂では、ふもとよりも20度以上も気温が低くなる計算です。夏でも山の上で上着が必要なのは、この標高のちがいが理由なんですね。
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