一般小学生
まとめ
- リチウムイオン電池の基本構造を確立し、2019年にノーベル化学賞を受賞した日本の化学者・エンジニア。
- 正極にコバルト酸リチウム、負極に炭素材料を用いることで、小型・軽量で高電圧な二次電池の実用化に成功した。
- 幼少期にファラデーの『ロウソクの科学』に感銘を受け、科学の道を志したエピソードでも知られる。
解説
吉野彰は旭化成の研究員として、1980年代に新型二次電池の開発に成功しました。当時、ジョン・グッドイナフが発見したコバルト酸リチウムを正極に、自身が開発した炭素材料を負極に組み合わせることで、リチウムイオン電池の基本概念を1985年に確立しました。この発明は、それまでの電池に比べて非常に軽量かつ高電圧で、繰り返し充電しても劣化しにくいという画期的な特性を持っていました。
この技術の普及により、ノートパソコンやスマートフォンなどのモバイル機器が急速に普及し、現代のモバイルIT社会が実現しました。現在は、電気自動車(EV)や再生可能エネルギーの蓄電システムなど、環境問題解決のためのキーテクノロジーとしても極めて重要視されています。2019年には、リチウムイオン電池の開発に貢献したとして、ジョン・グッドイナフ、スタンリー・ウィッティンガムと共にノーベル化学賞を受賞しました。
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