シベリア高気圧

シベリア高気圧

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

シベリア高気圧
冬季にユーラシア大陸のシベリア地方で発達する、冷たくて乾燥した大陸性の高気圧

解説

シベリア高気圧は、冬季のシベリア大陸において地表面の放射冷却が進行し、冷却された高密度空気が地表付近に蓄積することで形成されます。この高気圧は非常に勢力が強く、北太平洋上のアリューシャン低気圧と対峙することで、日本付近に「西高東低」と呼ばれる冬特有の気圧配置を作り出す主要な要因となります。

この気圧配置により、大陸から日本列島に向かって寒冷な北西の季節風が吹き出します。この風は日本海を通過する際、対馬海流から熱と水蒸気の供給を受けて湿った空気へと変化し、日本の山脈に衝突することで日本海側に大雪をもたらします。一方で、水分を放出した後の空気は山を越え、太平洋側には乾燥した「からっ風」として吹き下ろします。

地域 風の性質 天気の特徴
日本海側 湿潤(海で水分を吸収 雪や雨が多く、日照時間が短い
太平洋側 乾燥(山を越えて水分を放出) 晴天が多く、空気が乾燥する
コラム

シベリア高気圧は、季節によって場所を変える移動性高気圧とは異なり、冬の間ほぼ同じ場所に居座る「停滞性高気圧」に分類されます。この高気圧の勢力が強まる時期を「寒波」と呼び、日本の冬の厳しさを決定づける要因となります。また、上空の偏西風蛇行)の影響を受けることで、その勢力や日本への張り出し方が変化し、暖冬や厳冬といった年ごとの気候変動を引き起こします。

小学生のみなさんへ

冬になると、ロシアのシベリアというとても寒い場所で、冷たくて重い空気の「高気圧」が強くなります。これがシベリア高気圧です。この高気圧から、日本に向かって冷たくて強い風が吹いてくることで、日本の冬はとても寒くなります。この風は海の上を通るときに雪の雲を作るので、日本海側では雪が降り、山をこえた太平洋側ではかわいた風が吹くようになります。

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