浮力の大きさの計算

一般小学生

まとめ

力の大きさの計算
物体が流体液体気体)中にあるとき、その物体が押しのけた流体の重さに等しい上向きの力が働くという原理に基づき、物体の体積液体の密度から算出される値

解説

浮力発生する原因は、物体にかかる「水圧の差」にあります。液体の圧力は深くなるほど大きくなるため、物体の上面を押し下げる力よりも、下面を押し上げる力の方が大きくなります。この上下の力の差が浮力として現れます。真水(密度1g/cm³)の場合、物体が水に沈んでいる部分の体積が100cm³であれば、押しのけられた水の質量は100gとなり、100g重(約0.98N)の浮力が生じます。

物体が水面に浮いている状態では、物体に働く重力と浮力が完全につり合っています。一方、物体を指で押し下げて完全に水中に沈める際に必要な力は、物体全体が水中にあるときに受ける浮力の最大値から、物体自身の重さを差し引くことで計算できます。液体の密度が異なる場合(例:食塩水)は、同じ体積でも押しのけた液体の質量が変わるため、浮力の大きさも変化します。

状態 浮力と重力の関係 計算のポイント
水面に浮いている 浮力 = 重力 水面下にある部分の体積から浮力を出す
完全に沈んでいる 浮力 < 重力(沈む場合) 物体全体の体積から浮力を出す
コラム

アルキメデスの原理は、液体だけでなく気体にも当てはまります。気球が空に浮かぶのは、気球全体の重さよりも、気球が押しのけた空気の重さ(浮力)の方が大きいためです。また、物体が完全に水の中に沈んだ後は、さらに深く沈めても浮力の大きさは変わりません。これは、物体の上面と下面にかかる水圧の「差」自体は、深さが変わっても一定に保たれるためです。

小学生のみなさんへ

水の中に物を入れると、水は物を上におし上げようとします。この力を「浮力(ふりょく)」といいます。水の中に入っている部分の体積(たいせき)がわかれば、浮力の大きさをかんたんに計算できます。水の場合は、沈んでいる部分の体積が「1立方センチメートル」なら、浮力の大きさは「1グラム」分になります。たとえば、10立方センチメートル分が水にしずんでいたら、浮力は10グラムになります。水に沈んでいる部分が大きければ大きいほど、浮力も大きくなります。

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