ダンゴムシ

ダンゴムシ

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

ダンゴム
落ち葉などの有機物を摂食・細分化し、微生物による分解を助ける役割を担う土壌動物であり、分類学上は等脚目に属する陸生の甲殻類

解説

ダンゴムシは、森林の林床や庭園の石の下など、湿潤な環境に生息する陸生甲殻類です。主な食性は枯死した植物体(デトリタス)であり、これらを咀嚼して糞として排出することで、土壌中の微生物が分解しやすい状態へと変える重要な役割を果たしています。このプロセスは土壌形成において極めて重要であり、生態系における物質循環の起点となります。

形態的特徴として、14本の歩脚を持ち、刺激を受けると体を球状に丸める防御行動をとることが知られています。また、呼吸器官として腹肢に偽気管や鰓状の構造を持つため、乾燥に非常に弱く、夜間や降雨後に活動が活発になる傾向があります。理科の学習においては、食物連鎖における「分解者」の代表例として扱われます。

コラム

毎年大量に降り積もる落ち葉によって林が埋もれてしまわないのは、ダンゴムシのような土壌動物が物理的に落ち葉を破砕し、分解を促進しているからです。もし彼らがいなければ、有機物の循環が滞り、植物の成長に必要な栄養分が土に還らなくなってしまいます。また、ダンゴムシはコンクリートなどの石灰質を摂取して殻の材料にするという興味深い生態も持っています。

小学生のみなさんへ

ダンゴムシは、森のそうじ屋さんです。地面におちている落ち葉を食べて、こなごなにくだくことで、土にかえるのを助ける「分解者(ぶんかいしゃ)」という大切な役わりをもっています。実はカブトムシなどの虫のなかまではなく、エビやカニと同じ「甲殻類(こうかくるい)」のなかまです。しめった場所が大好きで、おなかの下にある小さな穴でいきをしています。

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