一般小学生
まとめ
小学生のみなさんへ
「勘合」とは、むかしの日本が中国(明)と貿易をするときに使った、大切な「合い札」のことです。紙に「本」という漢字を書いて半分に切り、日本側と中国側で半分ずつ持っておきました。港でその2枚をピタリと合わせることで、にせものの海賊(倭寇)ではない、正式な貿易船であることを確かめたのです。
この貿易を始めたのは、室町幕府の3代将軍、足利義満です。義満が国内を一つにまとめたことで、政治が安定し、貿易がさかんになりました。日本からは刀や銅などを送り、中国からは銅銭(お金)や高級な織物などを輸入しました。特に中国のお金は、当時の日本で広く使われるようになり、日本の経済を支えました。
しかし、8代将軍の足利義政の時代に「応仁の乱」という大きな戦いが起きると、幕府の力は弱まってしまいました。最終的に幕府が支配できる範囲は、京都(山城国)の周辺だけになってしまい、貿易の主導権も力のある大名たちへと移っていきました。
ルラスタコラム
なぜ「本」という字が使われたのでしょうか?実は、明の皇帝が発行した証明書には、番号のかわりに「本字壱号(ほんじいちごう)」のように漢字が振られていました。その文字の部分を切り取って使ったため、有名な「本」の字の勘合が誕生したのです。
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