学習目安 | 小: A | 中: A | 高: A

書院造

書院造

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

みなさんがイメージする「和室(わしつ)」、つまり畳(たたみ)があって、障子(しょうじ)やふすまがある部屋のスタイルは、室町時代(むろまちじだい)に始まりました。これを書院造しょいんづくりといいます。

それまでの貴族(きぞく)の家は、床(ゆか)が板ばりで、部屋のしきりもあまりありませんでした。しかし、室町時代に「大鋸(おが)」という大きなノコギリが使われるようになると、木を四角く切り出す「角柱(かくちゅう)」が作れるようになりました。これにより、柱と柱の間に障子やふすまをぴったりとはめこめるようになり、部屋をしっかりとしきれるようになったのです。

また、このころから畳を部屋全体に敷(し)きつめるようになり、今の和室にある「床(とこ)の間(ま)」や、勉強机(べんきょうづくえ)のもとになった「付書院つけしょいん」という場所も作られました。足利義政(あしかがよしまさ)が建てた銀閣(ぎんかく)にある「同仁斎どうじんさい」という部屋が、その代表的なものです。

ルラスタコラム

書院造の「書院」とは、もともとは「書斎(しょさい)」、つまり本を読んだり勉強したりする部屋のことでした。武士たちが教養(きょうよう)を大切にするようになったことで、勉強するための部屋のスタイルが、家全体のつくりへと広がっていったのですね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 室町時代の東山文化で確立された、現代の和室の原型となった建築様式を何というか。
書院造
【応用】 書院造において、従来の円柱に代わって角柱が使われるようになった技術的な背景は何ですか。
大型の鋸である「大鋸(おが)」が普及したことで、太い原木から精巧な角柱を切り出す製材技術が向上し、建具をはめ込みやすくなったため。
【実践】 書院造の初期の遺構として知られる、慈照寺(銀閣)東求堂にある部屋の名称と、そこに備えられた机の役割を果たす設備を答えなさい。
部屋名は同仁斎(どうじんさい)、設備は付書院(つけしょいん)です。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

書院造 周辺の地図 Google Mapで開く ↗

最近見た用語
履歴をチェックしています…