寝殿造

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

平安時代(へいあんじだい)の貴族(きぞく)たちが住んでいた、広くて豪華(ごうか)な家のスタイルのことを「寝殿造(しんでんづくり)」といいます。この時代は、中国の文化を日本らしくアレンジした「国風文化(こくふぶんか)」が広まった時期で、家も日本の気候(きこう)に合わせて作られました。

一番の特徴(とくちょう)は、建物と建物が「渡殿(わたどの)」という長い廊下(ろうか)でつながっていることです。南側には大きな池がある広い庭園(ていえん)があり、池に突き出した「釣殿(つりどの)」という場所で、貴族たちはつりをしたり詩を読んだりして楽しみました。

また、この家には今の家のような壁(かべ)がほとんどありません。夏のむし暑さをしのぐために、風通しがよくなるように作られていたのです。部屋の中は、屏風(びょうぶ)や「御簾(みす)」というカーテンのようなもので仕切って使っていました。

ルラスタコラム

寝殿造の部屋の中に飾られていた「大和絵(やまとえ)」は、日本の景色などを描いた美しい絵です。これがのちに、長い紙に物語と絵をかいた「絵巻物(えまきもの)」へとつながっていきました。世界一古い小説といわれる『源氏物語(げんじものがたり)』も、この絵巻物として楽しまれていたんですよ。

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