学習目安 | 小: S | 中: S | 高: S

国風文化

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

平安時代の中ごろ、日本独自の「国風文化」という文化が生まれました。それまでは中国(唐)の文化を一生懸命まねしていましたが、遣唐使けんとうしという使いを送るのをやめたことで、日本人の好みに合わせた工夫が始まったのです。

一番大きな発明は「ひらがな」や「カタカナ」です。これによって、自分の気持ちを自由に書けるようになり、紫式部の『源氏物語』などの有名な本がたくさん書かれました。

また、このころの貴族は、風通しの良い「寝殿造しんでんづくり」という家を建て、女性は「十二単」という重ね着をして過ごしていました。みんなが「死んだあとに天国(極楽浄土)へ行きたい」と願ったため、平等院鳳凰堂びょうどういんほうおうどうのような美しい建物も作られました。

ルラスタコラム

貴族の女性が着ていた「十二単」は、実はとても重くて20キログラム近くあったと言われています。おしゃれをするのも体力がいる大変なことだったのですね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 国風文化が発展するきっかけとなった、894年に停止された制度は何ですか。
遣唐使
【応用】 国風文化において、漢字を崩して作られ、女性による文学作品の発展に大きく貢献した文字は何ですか。また、その代表的な作品を1つ挙げなさい。
かな文字(ひらがな)。代表作には紫式部の『源氏物語』や清少納言の『枕草子』などがあります。
【実践】 国風文化の建築様式である「寝殿造」は、当時の日本のどのような環境に適応するために工夫されましたか。
日本の高温多湿な気候に対応するため、壁を少なくして風通しを良くするなどの工夫がなされました。

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