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汽笛

汽笛

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 船舶や機関車が蒸気や圧縮空気を用いて大きな音を発生させ、信号や警告として利用する装置。
  • 物理学の「音の性質」において、音速の測定や反射を利用した距離計算の題材として頻出する。
  • 音源が移動している場合の反射音の観測時間は、相対速度や距離の変化を伴うため、動的な物理現象の理解に役立つ。

解説

汽笛は、海上での衝突回避や自船の位置表示のために不可欠な装備です。理科の計算問題では、この汽笛の音が障害物に反射して戻ってくるまでの時間を扱うことが多く、音の速さ(約340m/s)を基準とした距離の算出能力が問われます。

特に、船が岸壁に向かって移動しながら汽笛を鳴らす場合、音が発せられた瞬間の船の位置と、反射音を受信した瞬間の船の位置が異なる点に注意が必要です。この場合、音の進んだ距離と船の進んだ距離の和や差を利用して、方程式を立てて解く手法が一般的です。

コラム

具体的な演習例として、秒速10mで岸壁に接近する船が、岸から630mの地点で2秒間汽笛を鳴らすケースがあります。このとき、船上の人が最初に反射音を聞くまでの時間は3.6秒となります。これは、音が岸壁で反射して戻ってくる間に船も前進しているため、静止している場合よりも早く音に到達するためです。

また、反射音を聞き続けられる時間は1.9秒となり、元の2秒間より短縮されます。これは、汽笛の鳴り終わりの音が、鳴り始めの音よりも岸に近い位置で発せられ、かつ観測者である船が音に向かって進んでいるために起こる現象です。

小学生のみなさんへ

汽笛きてきとは、船や蒸気機関車じょうききかんしゃが「ポーッ」と大きな音を出す装置そうちのことです。海の上でまわりがよく見えないときなどに、自分の場所を知らせるために使われます。

理科のテストでは、音の速さを計算する問題でよく出てきます。船から岸壁がんぺきに向かって音を出し、はね返ってきた音を聞くまでの時間をはかれば、船から岸までのきょりがわかります。音は1秒間に約340メートルも進むので、とても速いことがわかりますね。

もし船が動いているときは、音が進んでいる間に船も進むので、少しむずかしい計算になります。音がはね返って戻ってくるのを、船がむかえに行くような形になるので、止まっているときよりも早く音が聞こえるようになります。

ルラスタコラム

汽笛の音にはいろいろなルールがあります。例えば、短い音を1回鳴らすと「右に曲がります」、2回なら「左に曲がります」という合図になります。言葉が通じなくても、音だけでお互いの動きを伝え合っているのですね。

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