解説
横浜市は、東京都に隣接する神奈川県の中心都市です。幕末の開港を機に、それまでの小さな漁村から日本を代表する港湾都市へと急速な近代化を遂げました。現在では、日本の市町村単位で第1位の人口を誇り、経済規模も非常に大きいのが特徴です。
地理的には、東京湾に面した横浜港を中心に、赤レンガ倉庫や山下公園などの歴史的景観と、みなとみらい21地区に代表される近代的な都市景観が共存しています。また、内陸部には大規模な住宅団地が整備されており、東京のベッドタウンとしての役割も果たしています。行政面では18の行政区を持つ政令指定都市であり、県から多くの権限を委譲されています。
コラム
日本の人口ランキング(市町村別)では、横浜市が首位であり、大阪市、名古屋市、札幌市、福岡市がこれに続きます。中学地理や高校地理では、県庁所在地よりも人口が多い、あるいは同等の規模を持つ都市の例として、福島県の郡山市、群馬県の高崎市、静岡県の浜松市、三重県の四日市市、山口県の下関市などがよく取り上げられます。
また、日本の地理を整理する上では、海に面していない「内陸県(栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県)」の8県と対比して、横浜のような港湾都市の立地条件を理解することも重要です。