薬包紙

薬包紙

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

薬包紙
粉末状の薬品を計量したり、小分けにして保管したりする際に用いられる、平滑で薬品が付着しにくい専用の紙

解説

薬包紙は、主に上皿てんびん電子てんびんを用いて粉末薬品の質量を測定する際に使用されます。一般的な紙と異なり、表面に薬品が付着しにくい加工が施されており、微量の損失も防ぐ設計となっています。使用上の重要な作法として、薬品を載せる前に対角線状に折り目を入れることが挙げられます。この折り目により、薬品が紙の中央に集まりやすくなり、風による飛散や縁からの脱落を防止できるほか、計量後に試験管などの口径が狭い容器へ移し替える際のガイドとなります。

てんびんの種類によって使い方が異なります。上皿てんびんでは、左右両方の皿に同じサイズの薬包紙を載せて風袋重量を相殺する必要がありますが、電子てんびんでは薬包紙を載せた後に「ゼロ点調節」ボタンを押すことで、紙の重さを除外して計量を行います。以下に、主なてんびんの使用方法の比較をまとめます。

項目 上皿てんびん 電子てんびん
薬包紙の枚数 左右の皿に1枚ずつ(計2枚) 皿の上に1枚のみ
重さの調整 分銅を載せて釣り合わせる ゼロ点表示ボタンを押す
測定の精度 0.1g単位程度 0.01g〜0.001g単位まで可能
コラム

薬包紙には、一般的な白い紙のほかに、パラフィン加工が施された「薬包紙(パラフィン紙)」が存在します。これは防湿性に優れているため、空気中の水分を吸収しやすい(吸湿性がある)薬品や、揮発性の高い薬品を扱う際に適しています。また、薬品を薬さじで取り出す際は、一度に大量に載せず、少しずつ落としながら目標の質量に近づけるのが基本です。液体を扱う場合は薬包紙ではなく、ビーカーメスシリンダーなどの容器を直接てんびんに載せて計量します。

小学生のみなさんへ

薬包紙(やくほうし)は、理科のじっけんで使う「粉(こな)の薬(くすり)」をのせるための、つるつるした紙だよ。これを使うと、天秤(てんびん)をよごさずに、きれいに重さをはかることができるんだ。使いかたにはコツがあって、はじめに紙をななめに折って、真ん中が少しへこむようにしてから天秤にのせるよ。そうすると、粉がこぼれにくくなるし、はかり終わったあとに別の入れ物へうつすときも、とっても便利なんだよ。

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