まとめ
- 集気びんの口にふたをして、捕集した気体が外部へ逃げないようにするために用いられる平滑な板状の器具です。
- 気体の性質(水への溶けやすさや密度)に応じた適切な捕集方法を行う際や、集めた気体を保存する際に不可欠な役割を果たします。
- 表面に「すり合わせ」加工が施されているものは、びんとの密着度を高め、気体の漏出をより効果的に防ぐことができます。
解説
理科の実験で気体を発生させて集める際、その気体の性質に合わせて「水上置換法」「下方置換法」「上方置換法」の3つの方法が使い分けられます。ガラス板は、これらの方法で集めた気体が空気中に散逸しないよう、びんの口を密閉するために使用されます。
特に水上置換法では、水槽の中で気体が満たされた集気びんの口を、水中でガラス板を使ってふさぎます。これにより、空気が混じり込むのを防ぎながら、純度の高い気体をびんの中に閉じ込めることが可能になります。また、酸素のように物を燃やす働き(助燃性)を持つ気体を観察する際も、ガラス板でふたをしておくことで、実験の直前まで高い濃度を維持できます。
ガラス板には、片面がザラザラとした「すりガラス」状になっているものがあります。この面をびんの口に当てることで、わずかな隙間もなく密着させることができます。実験が終わった後は、ガラス板がびんに張り付いて取れなくなることがあるため、横にスライドさせるようにして開けるのがコツです。
ガラス板は、理科の実験で使う「集気びん」という入れ物にふたをするための道具です。集めた気体が外に逃げないようにするために使います。
たとえば、酸素を集めたとき、ふたをしないと酸素は空気とまざってどこかへ行ってしまいます。でも、ガラス板でしっかりふたをしておけば、びんの中を酸素だけでいっぱいにできるので、物がはげしく燃える様子をじっくり観察することができます。
気体を集める方法には、水の中でふたをするやり方や、空気の重さを利用するやり方などがありますが、どの方法でもガラス板は大切な「仕上げのふた」として活躍します。
ガラス板の片方がザラザラしているのはなぜでしょう?それは、びんの口にぴったりくっついて、目に見えない小さなすき間もなくすためです。水でぬらして使うと、さらにピタッとくっついて、中の気体をしっかり守ってくれるんですよ。
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