五弦の琵琶

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

五弦の琵琶(ごげんのびわ)は、今から1200年ほど前の奈良(なら)時代(じだい)に、インドや西(にし)アジアから中国(ちゅうごく)の唐(とう)を通(とお)って日本(にほん)に伝(つた)わった宝物(ほうもつ)です。当(とう)時の日本(にほん)の天皇(てんのう)だった聖武(しょうむ)天皇(てんのう)がとても大切(たいせつ)にしていたもので、今は奈良(なら)県(けん)にある「正倉院(しょうそういん)」という建物(たてもの)の中にしまわれています。

この琵琶(びわ)が運(はこ)ばれてきた道(みち)は「シルクロード(絹(きぬ)の道(みち))」とよばれ、遠(とお)くはなれた国(くに)ぐにの文化(ぶんか)が日本(にほん)に届(とど)いていたことを教(おし)えてくれます。正倉院(しょうそういん)にはこのほかにも、ガラスのコップやめずらしい楽器(がっき)など、外国(がいこく)から来(き)た宝物(ほうもつ)がたくさん残(のこ)っています。

これらの宝物(ほうもつ)が1000年(ねん)以上(いじょう)もきれいな形(かたち)で残(のこ)っているのは、正倉院(しょうそういん)の「校倉造(あぜくらづくり)」という工夫(くふう)のおかげです。床(ゆか)を高くして風(かぜ)通(とお)しをよくし、湿気(しっけ)から宝物(ほうもつ)を守(まも)る日本(にほん)独自(どくじ)の技術(ぎじゅつ)が使(つか)われているのです。

ルラスタコラム

五弦の琵琶(ごげんのびわ)は、もともとはインドで生(う)まれた楽器(がっき)ですが、今でもその姿(すがた)のまま残(のこ)っているのは、世界(せかい)でたった一(ひと)つ、この正倉院(しょうそういん)にあるものだけなんです。歴史(れきし)の奇跡(きせき)ともいえる、とても貴重(きちょう)なものなんですよ。

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