一般小学生
まとめ
小学生のみなさんへ
水俣病は、いまから70年ほど前、熊本県の水俣という場所で起きた、とても大きな公害(こうがい)です。公害とは、工場などから出た体に悪い物質のせいで、たくさんの人の健康がそこなわれることをいいます。
水俣にあった大きな工場が、体に毒(どく)となる「メチル水銀」という物質をふくんだ水を、そのまま海に流してしまいました。その水の中にいた魚や貝を食べた人たちが、手足がしびれたり、うまく歩けなくなったりする重い病気になってしまったのです。
この病気は、お母さんのおなかにいた赤ちゃんにも影響をあたえました。被害(ひがい)を受けた人たちは、工場を相手に裁判を起こし、自分たちが受けた苦しみやつらさをうったえました。これをきっかけに、日本中が「環境を守ることの大切さ」を考えるようになり、工場が汚い水や空気を勝手に出さないようにする厳しいルールが作られました。
ルラスタコラム
水俣の海は、いまはとてもきれいになっています。地域(ちいき)の人たちが長い時間をかけて海を掃除し、自然(しぜん)をよみがえらせたからです。世界中から「水銀による被害をなくそう」という約束も作られ、その約束には「水俣」という名前がつけられています。
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