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電動式エレベーター

一般小学生

まとめ

電動式エレベーター
電気モーターを動力源とし、滑車とワイヤロープ、および「つり合いおもり」を組み合わせて、かごを上下に移動させる昇降機

解説

電動式エレベーターは、電気エネルギーを機械的な運動に変換して人を運ぶ装置です。19世紀後半にエライシャ・オーチスが安全装置を開発したことで普及しました。主流の「トラクション式」は、巻上機の車輪(シーブ)とロープの間に生じる摩擦力を利用してかごを動かす仕組みです。

近年では、インバーター制御による精密な速度調節や、永久磁石同期電動機(PMSM)の採用により、省エネルギー化と静音化が進んでいます。また、建物の屋上に機械室を設けない「マシンルームレス(MRL)」型も一般的となっており、設置場所の自由度が高まっています。

コラム

なぜ重いものを運ぶエレベーターに、最初から重い「つり合いおもり」がついているのでしょうか。これは、シーソーの原理と同じです。かごの重さと「つり合いおもり」の重さをバランスさせることで、モーターはわずかな力でかごを動かすことができます。

もし「つり合いおもり」がなければ、モーターはかごの全重量を直接引き上げなければならず、膨大な電力が必要になります。この仕組みにより、エネルギー効率が飛躍的に向上し、安全かつスムーズな昇降が可能となっています。

小学生のみなさんへ

エレベーターは、電気の力で動くモーターを使って、人を乗せた「かご」を上や下に運ぶ機械です。でも、ただロープで引っ張り上げているだけではありません。実は、かごの反対側には「つり合いおもり」という重いかたまりがぶら下がっています。

これは、公園にあるシーソーと同じ仕組みです。反対側に同じくらいの重さのものがあれば、少しの力で動かすことができますよね。もしおもりがなかったら、モーターはとても大きな力を使わなければなりませんが、おもりがあるおかげで、少ない電気でスイスイ動くことができるのです。

最近のエレベーターは、コンピューターで動きを細かく制御せいぎょしているので、止まるときもガタンとならずに、とても静かに動きます。また、機械を小さくする工夫が進んだので、昔のように屋上に大きな部屋を作らなくても設置できるようになりました。

ルラスタコラム

エレベーターの中に鏡があるのを見たことがありますか?あれは身だしなみを整えるためではなく、車いすに乗っている人が、後ろを向かずにそのままバックで降りられるように、後ろの様子を確認するために付けられているんですよ。

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