浮遊性の卵

一般小学生

まとめ

【定義】
浮遊性の卵(ふゆうせいのたまご)とは、ブリやマンボウなどの魚類が産む、海水よりも比重が軽く、海中や海面付近を漂う性質を持つ卵のことである。一般に「浮遊卵」とも呼ばれる。

浮遊卵沈性卵魚類の繁殖

まとめ

海水に浮く性質を持ち、海流を利用して広範囲に分散するための生存戦略である。

解説

多くの海水魚に見られる卵の形態である。卵の中に「油球(ゆきゅう)」と呼ばれる油の塊を持つことで比重を海水より小さくし、浮力を得ているのが特徴である。これにより、酸素が豊富な海面近くで発生を進められるほか、海流に乗って親から離れた遠方の海域まで分布を広げることができる。対義語は、海底に沈む「沈性卵(ちんせいらん)」である。浮遊性の卵を産む魚は、捕食のリスクを分散させるために、一度に数百万個単位の極めて多くの卵を産む(多産)という戦略をとることが一般的である。

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