トング

トング

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

てこは、支点・力点・作用点の配置によって3つの種類に分類されます。トングは、支点が端にあり、その中間に力を加えることで先端の作用点を動かす「第3種てこ」の代表例です。この構造は、ピンセット和ばさみと同様です。大きな力を出すことには向きませんが、指先の細かな動きを先端に伝えやすく、精密な作業や衛生的な取り扱いに適しています。

てこが水平に静止するための第一の条件は、支点を中心とした「回転させるはたらき(モーメント)」のつり合いです。モーメントは「力の大きさ × 支点からの距離」で算出されます。例えば、支点から距離6の位置に20gの負荷がある場合、その積は120となります。反対側にもこれと等しいモーメントが発生していれば、てこは回転せずに静止します。

コラム

てこの平衡には、回転のつり合いだけでなく「上下方向の力のつり合い」も不可欠です。例えば、左右に合計40gの荷重がかかっている場合、てこ全体には下向きに40gの重力が働いています。このとき、支点が上向きに40gの力で押し返す(抗力)ことで、上下方向の運動が相殺され、てこは静止し続けることができます。物理学における静止物体は、常にこれらの力が数学的にゼロになる状態で保たれています。

小学生のみなさんへ

トングは、パンやサラダをつかむときに使う便利な道具です。これは理科で習う「てこ」の仕組みを利用しています。てこには、力を入れる「力点」、支えになる「支点してん」、物が動く「作用点」の3つの場所があります。

トングは、真ん中を指で押して使うので、力点が真ん中にあるのが特徴とくちょうです。てこが水平に止まるためには、左右の「回そうとする力」が同じになる必要があります。例えば、重さが20gのおもりを、支点してんから6の距離きょりにつるすと、20×6で120という力になります。反対側も同じ120になれば、てこは動きません。

ルラスタコラム

トングはもともと、熱い石炭をつかむために作られたといわれています。今では料理だけでなく、ゴミ拾いや実験など、いろいろな場所で活躍しているんだよ。

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