一般小学生
まとめ
【定義】
溶解度の低下や溶媒の減少により、溶液に溶けていた溶質が固体として現れる現象。また、その固体(結晶)を取り出す操作を指す。
まとめ
気体の溶解度は分圧に比例して増加し、温度が上がると減少する。固体の溶解度は一般に温度の上昇に伴って増加し、飽和状態から温度を下げたり溶媒を蒸発させたりすると、溶けきれなくなった溶質が析出する。
解説
物質が一定量の溶媒(通常は水100g)に溶ける最大量を溶解度といい、この限界まで溶けている状態を飽和という。気体の場合、溶解度はその気体の分圧に比例し(ヘンリーの法則)、温度が上昇すると減少する性質を持つ。炭酸飲料はこの性質を利用し、高圧下で二酸化炭素を水に溶解させたものである。これに対し、ホウ酸などの多くの固体の溶解度は温度の上昇とともに増加する。飽和水溶液の温度を下げて溶解度を小さくしたり、溶媒である水を蒸発させてその量を減らしたりすると、溶けきれなくなった溶質が固体(結晶)として現れる。これを析出と呼ぶ。計算においては、溶解度表の数値を用い、温度変化や水の量の増減に伴う析出量を比例計算によって求める力が重要となる。
小学生のみなさんへ
水にとけていたものが、固体(つぶ)になって出てくることを「析出(せきしゅつ)」といいます。たとえば、ホウ酸などをたくさんとかしたあたたかい水をひやしたり、水を熱してじょうはつさせてへらしたりすると、とけきれなくなった分がキラキラした結晶(けっしょう)として出てきます。このように、水の温度や量を変えることで、とけているものを取り出すことができます。
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