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武家諸法度

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

江戸幕府ばくふが、全国の大名たちを従わせるために作ったきびしい法律ほうりつを「武家諸法度ぶけしょはっと」といいます。戦国時代のような争いが二度と起きないように、幕府ばくふの力が一番強いことを示すためのルールでした。

この決まりでは、幕府ばくふにだまって勝手にお城を直したり、大名どうしで結婚したりすることが禁止きんしされました。もしこのルールをやぶると、領地りょうちをとりあげられるなどの重い罰がありました。

特に有名なのが、3代将軍の徳川家光が決めた「参勤交代さんきんこうたい」です。これは、大名に1年おきに江戸と自分の領地りょうちを行き来させる仕組みです。移動にはたくさんのお金がかかるため、大名たちが幕府ばくふに逆らうための力をたくわえられないようにしました。

ルラスタコラム

参勤交代の行列は、多いときには数千人にもなったそうです。江戸までの旅費や江戸での生活費はすべて大名が払わなければならなかったので、今の価値で何億円ものお金がかかることもありました。大変な出費ですが、これによって全国の道が整備されたり、江戸の文化が地方に広まったりするきっかけにもなりました。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 3代将軍徳川家光が武家諸法度(寛永令)で義務化した、大名が1年おきに江戸と領地を往復する制度を何というか。
参勤交代
【応用】 江戸幕府が武家諸法度において、城の修築を許可制にし、大名同士の婚姻を制限した主な目的は何か。
大名の軍事力を抑制し、大名同士が結託して幕府に反乱を起こすことを防ぐため。
【実践】 5代将軍徳川綱吉が定めた武家諸法度(天和令)において、第1条の文言が「武芸・学問」から「孝悌忠信」へと変更されたのはなぜか。
武力による支配(武断政治)から、儒教の教えに基づき道徳や礼節を重んじる政治(文治政治)へと方針が転換されたため。

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