一般小学生
まとめ
小学生のみなさんへ
1932年(昭和7年)5月15日に、海軍の若い軍人たちが、当時の首相であった犬養毅を暗殺した事件です。この事件によって、日本の政治は大きな転換点をむかえることになりました。
それまでの日本は、選挙で選ばれた人たちが中心となって政治を行う「政党政治」という仕組みで動いていました。しかし、この事件をきっかけにその仕組みがこわれ、軍人たちの力がとても強くなっていきました。
当時の日本は、世界的な不景気で生活にこまっている人が多く、政治への不満が高まっていました。軍人たちは「今の政治を変えなければならない」と考えて事件をおこしましたが、これがきっかけで日本は話し合いではなく、戦争へと向かう道を進み始めることになったのです。
ルラスタコラム
犬養首相は、自分をたおしに来た軍人たちに対して「話せばわかる」と言って、最後まで話し合いで解決しようとしたと伝えられています。しかし、軍人たちは「問答無用(もんどうむよう)」と言って銃を撃ちました。暴力で政治を動かそうとすることが、どれほどおそろしいことかがわかる歴史的なできごとです。
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