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国家総動員法

国家総動員法

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

1938年に作られた「国家総動員法こっかそうどういんほう」は、戦争のために国中の人や物を自由に使えるようにした法律です。この法律ができる前は、新しい決まりを作るには議会で話し合う必要がありましたが、この法律によって政府が命令を出すだけで、国民を働かせたり物資を集めたりできるようになりました。

この法律の影響で、人々の生活は大きく変わりました。食べ物や服は自由に買えなくなり、「配給はいきゅう」という仕組みで分けられるようになりました。また、近所の人たちで「隣組となりぐみ」というグループを作り、お互いに助け合うだけでなく、政府の決まりを守っているか見張り合うこともありました。

ルラスタコラム

戦争が激しくなると、都市部の子供たちは空襲を避けるために、親元を離れて農村のお寺などで生活する「学童疎開」を行いました。食べ物が少なくて大変な生活でしたが、これも国家総動員法のもとで進められたことの一つです。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 国家総動員法が制定されたのは西暦何年で、当時の内閣総理大臣は誰ですか。
1938年、近衛文麿(内閣)
【応用】 国家総動員法によって、政府は帝国議会の承認を得ずにどのようなことができるようになりましたか。
政府が帝国議会の承認を経ずに、勅令(政府の命令)によって人的・物的資源を強制的に動員・統制できるようになった
【実践】 1925年に制定された「治安維持法」と、1938年の「国家総動員法」の主な目的の違いを説明しなさい。
治安維持法は社会主義運動や反体制的な思想を取り締まることが目的だったのに対し、国家総動員法は戦争遂行のために国民や物資を強制的に動員・統制することが目的であった

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