蝦夷地

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

蝦夷地えぞちとは、今の北海道のことです。明治時代より前は、このように呼ばれていました。ここには、昔から独自どくじの文化を持つアイヌという人々が暮らしており、豊かな自然とともに生活していました。

江戸時代、北海道の南側には松前藩まつまえはんという武士のグループがあり、アイヌの人々と交易こうえき(物を売り買いすること)を行っていました。北海道でとれるコンブやニシンはとても貴重で、日本各地の食文化を支えました。しかし、松前藩まつまえはんが不公平な取引を押しつけたため、アイヌのリーダーであるシャクシャインを中心に大きな戦いが起きたこともありました。

江戸時代の終わりごろ、北にあるロシアという国が日本に近づいてきたため、幕府は「国のまわりをしっかり守らなければならない」と考えました。そこで、伊能忠敬いのうただたかが北海道の海岸線を歩いて調べ、正確な地図を作りました。明治時代になると、名前は「北海道」と改められ、全国から人々が集まって土地を切り開く「開拓」が本格的に始まりました。

ルラスタコラム

江戸時代に北海道でとれたコンブは、遠く離れた沖縄や中国にまで運ばれていました。これを「コンブロード」と呼びます。この貿易のおかげで、富山の薬売りが新しい薬の材料を手に入れたり、薩摩藩が豊かになったりしました。私たちが今、おいしくコンブを食べられるのは、この長い歴史がつながっているからなのです。

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