アルミはく

一般小学生

まとめ

アルミはく
アルミニウムを非常に薄く伸ばした金属製のシートで、光を全く通さない遮光性を持つ材料

解説

植物の生理現象を調べる実験において、アルミはくは特定の部位への入光を完全に遮断するために用いられます。代表的な実験として、葉の一部をアルミはくで覆い、日光の有無がデンプンの生成(光合成)に与える影響を比較するものがあります。

この実験では、アルミはくで覆った部分と露出させた部分を比較することで、光がデンプン生成の必須条件であることを証明します。金属特有の展延性を活かして葉の形状に密着させやすく、かつ光を透過させない性質が、対照実験の精度を高めるために不可欠な要素となっています。

コラム

理科の実験では、アルミはく以外にも二酸化炭素濃度変化や葉緑体の有無(ふ入りの葉)を組み合わせた多角的な考察が行われます。ヨウ素液を用いた反応試験では、アルミはくで遮光した部位が反応を示さないことを確認し、光合成の仕組みを理解します。

また、実生活においてはその高い熱伝導性と気密性を利用し、食品の加熱調理や酸化防止のための包装材としても広く普及しています。電磁波を遮断する性質もあり、科学技術の幅広い分野で応用されている素材です。

小学生のみなさんへ

理科の実験で使う「アルミはく」は、アルミニウムという金属を紙のようにうすくのばしたものです。一番の特徴は、光をまったく通さないことです。

植物が育つときに日光が必要かどうかをたしかめる実験では、葉っぱの一部にアルミはくをまきつけます。こうすると、その部分だけ光が当たらない状態を作ることができます。実験のあとで、葉っぱにヨウ素液ようそえきをつけると、光が当たったところは色が変わり、アルミはくでかくしたところは色が変わりません。これで、植物が栄養を作るには光が必要だとわかるのです。

ルラスタコラム

アルミはくには、キラキラした表側と、少し光沢のない裏側があります。これは工場で作るときに2枚重ねてローラーに通すためにつく跡で、どちらの面を使っても光をさえぎる力は同じですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 植物の実験で、葉の一部をアルミはくで覆うのは、どのような条件を調べるためですか
日光(光)が当たるときと当たらないときで、デンプンが作られるかどうかの違いを調べるため
【応用】 アルミはくで覆った葉の部分にヨウ素液をたらしたとき、色の変化が見られないのはなぜですか
アルミはくが光を遮断したため、その部分では光合成が行われず、デンプンが作られなかったから
【実践】 実験でアルミはくを使用する際、葉に隙間なく密着させる必要があるのはなぜですか。理由を説明しなさい
隙間から日光が入り込んでしまうと、光が当たらない条件を正確に作ることができず、実験の結果が正しく得られなくなるため

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