方丈記

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

方丈記ほうじょうきは、いまから800年ほど前の鎌倉時代に、鴨長明かものちょうめいという人が書いた「随筆ずいひつ」というジャンルの本です。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」という有名な言葉で始まります。これは、世の中のすべてのものは、ずっと同じ形ではいられないという「無常むじょう」の心を伝えています。

作者の長明さんは、京都の山の中にたった3メートル四方の小さな小屋を建てて、一人で静かに暮らしました。その小屋の広さを「方丈ほうじょう」と呼んだことから、この本の名前がつきました。本の中には、当時の京都で起きた大きな火事や地震、食べ物がなくなる飢饉ききんなどの様子が詳しく記録されています。

ルラスタコラム

「方丈」というのは、だいたいタタミ4畳半くらいの広さのことです。長明さんはこの小さな小屋を組み立て式にして、どこへでも持ち運べるように工夫していたといわれています。現代でいう「モバイルハウス」のような暮らしを先取りしていたのですね。

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