学習目安 | 小: S | 中: S | 高: A

縮尺

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

地図は、本物の地面の広さをぎゅっと小さくして書いたものです。この「どれくらい小さくしたか」という割合わりあいのことを縮尺しゅくしゃくといいます。

たとえば、2万5千分の1という地図では、地図の上の1センチが、本物の世界では2万5千センチ(250メートル)になります。地図で4センチなら、本物では1キロメートルになるというわけです。

江戸時代に日本中の地図を作った伊能忠敬いのうただたかという人は、歩いて距離きょりをはかり、この縮尺しゅくしゃくを使って正確な地図を完成させました。当時はロシアなどの外国の船が日本の近くに来るようになり、どこに海岸線があるのかを正しく知る必要があったからです。

最近では、パソコンやスマホの地図で、ボタン一つで縮尺しゅくしゃくを自由に変えることができます。二つの場所の間の高さをグラフにした断面だんめんずを自動で作ることもできるので、とても便利になっています。

ルラスタコラム

1/25,000の地図で、たった1ミリ書きまちがえるだけで、実際の世界では25メートルも場所がずれてしまいます。地図を作るには、とても細かくて正確な作業が必要なんだね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 1/25,000の地形図において、図上の長さが4cmであるとき、実際の距離は何kmになるか答えなさい。
1km(計算式:4cm × 25,000 = 100,000cm = 1,000m = 1km)
【応用】 「大縮尺地図」と「小縮尺地図」の違いについて、分母の大きさと情報の詳細さの観点から簡潔に説明しなさい。
大縮尺地図は分母が小さく、狭い範囲を詳しく描くのに適している。一方、小縮尺地図は分母が大きく、広い範囲をおおまかに描くのに適している。
【実践】 1/25,000と1/50,000の地形図において、主曲線(等高線)の間隔はそれぞれ何mか。また、縮尺によって間隔を変える理由を「視認性」の観点から述べなさい。
1/25,000地形図では10m、1/50,000地形図では20m。縮尺が小さくなると地図上の面積が4分の1に制限されるため、等高線の密度を下げて視認性を確保する必要があるから。

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