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関節

関節

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

関節
骨と骨が連結する部分であり、筋肉の収縮によって生じる運動の支点となる構造
  • 骨同士の摩擦を防ぐ軟骨や、滑りを良くする滑液(関節液)を備えている
  • 関節をまたいで筋肉が骨に付着することで、効率的な運動が可能になる
  • 部位によって可動範囲が異なり、球関節や蝶番関節などの種類がある

解説

関節は、骨格を構成する骨が互いに接合している部位です。単に骨をつなぐだけでなく、スムーズに動かすための精密な構造を持っています。骨の末端は弾力のある軟骨で覆われており、これがクッションとなって骨同士の摩耗を防ぎ、衝撃吸収します。さらに、関節全体は関節包という袋に包まれており、その内部には滑液(関節液)が満たされています。この滑液が潤滑油の役割を果たすことで、滑らかな動きが実現されます。

関節の形状は、その部位に求められる動きに応じて異なります。例えば、肩や股関節はあらゆる方向に動かせるよう球状をしていますが、肘や膝は一定の方向にのみ動く構造になっています。

関節の種類 特徴 主な部位
球関節 可動域が非常に広く、多方向に動かせる 肩関節、股関節
蝶番関節 ドアの蝶番のように、一定方向にのみ動く 肘関節、膝関節
車軸関節 軸を中心に回転するような動きをする 首(環軸関節)
コラム

関節の動きを支えているのは筋肉です。筋肉は「腱(けん)」と呼ばれる丈夫な組織を介して、関節をまたいだ先の骨に付着しています。脳からの指令で筋肉が縮むと、関節が支点となって骨が引っ張られ、体が動く仕組みになっています。スポーツなどで関節に無理な力がかかると、骨同士をつなぐ靭帯(じんたい)が伸びたり切れたりする「捻挫(ねんざ)」や、骨が本来の位置から外れる「脱臼(だっきゅう)」が起こることがあります。

小学生のみなさんへ

関節かんせつとは、骨と骨がつながっている部分のことです。わたしたちの体にはたくさんの骨がありますが、もし骨が一本の長い棒のようだったら、体を曲げたり走ったりすることはできません。骨と骨の間に「関節」という曲がる場所があるおかげで、うでを曲げたり、歩いたりすることができるのです。

関節には、骨がすりへらないようにするためのクッションや、動きをスムーズにするための油のような液が入っています。また、関節のまわりには筋肉きんにくがついていて、筋肉がちぢむことで関節が曲がり、体が動く仕組みになっています。スポーツをするときは、関節をいためないように準備運動をしっかりすることが大切です。

ルラスタコラム

人間の体には、およそ200個以上の関節があるといわれています。一番たくさん動くのは「肩」の関節で、ぐるぐると自由に回すことができます。逆に、頭の骨のように、大人になると全く動かなくなる関節もあるんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 関節の主な役割は何ですか。
骨と骨を連結し、筋肉が収縮した際に体が動くための「支点」となる役割です。
【応用】 関節の動きをスムーズにするために、骨の末端にある組織と、関節包の中にある液体の名称をそれぞれ答えなさい。
組織は「軟骨(関節軟骨)」、液体は「滑液(関節液)」です。
【実践】 筋肉が関節を動かす仕組みについて、「支点」という言葉を使って説明しなさい。
筋肉が関節をまたいで別の骨に付着し、筋肉が収縮することで関節が支点となり、骨が引き寄せられて動く仕組みです。

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