学習目安 | 小: A | 中: S | 高: S

荘園

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

荘園しょうえん」とは、昔の貴族きぞくや大きなお寺が持っていた「自分たちの土地」のことです。奈良時代に「自分で新しく作った畑は、ずっと自分のものにしていいですよ」という決まり(墾田永年私財法こんでんえいねんしざいほう)ができてから、たくさんの荘園しょうえんが作られるようになりました。

平安時代になると、地方で土地を広げた人たちが、自分たちの土地を守るために、力の強い藤原氏などの貴族きぞくに土地をプレゼント(寄進きしん)するようになりました。その代わりに、国に税金を払わなくていいという特別なルール不輸ふゆの権)や、国の役人が勝手に入ってこれないルール(不入ふにゅうの権)を手に入れたのです。

こうして藤原氏はたくさんの土地からお金や食べ物を集めることができ、とても豊かな暮らしをして政治の力を強めていきました。

ルラスタコラム

藤原道長が「この世は自分のものだ」と歌を詠めたのは、全国にある荘園から莫大な富が集まっていたからなんだよ。土地の持ち主になることが、昔の人たちにとって一番のパワーの源だったんだね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 奈良時代から中世にかけて、貴族や大寺社が所有した私有地のことを何というか。
荘園
【応用】 寄進地系荘園において、政府への年貢を免除される権利と、政府役人の立ち入りを拒む権利をそれぞれ何というか。
不輸の権、不入の権
【実践】 荘園の拡大は国家の税収を減らす原因となったが、1069年に後三条天皇が行った対策とその名称を答えなさい。
記録荘園券契所を設置し、証拠のない荘園を整理した(延久の荘園整理令)

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