学習目安 | 小: A | 中: A | 高: B

端島炭坑(軍艦島)

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

長崎県にある端島はしま炭坑たんこうは、海の下にある石炭を掘り出すための島でした。見た目が戦艦にそっくりなので「軍艦島」という名前で有名です。

昔、日本が近代的な国になろうとしていた時代、石炭はエネルギーとしてとても大切でした。この小さな島には、炭鉱で働く人やその家族がたくさん住んでいて、日本で最初の鉄筋コンクリートでできた高いマンションや、学校、映画館までありました。当時は世界で一番人口が密集みっしゅうしていた場所とも言われています。

しかし、世の中で使われるエネルギーが石炭から石油に変わると、1974年に炭鉱は閉じられ、人は誰もいなくなりました。今は「明治日本の産業革命遺産いさん」として、世界文化遺産に登録されています。

ルラスタコラム

軍艦島には、当時としては珍しい屋上庭園もありました。地面がほとんどない島だったので、建物の屋上で野菜や花を育てて、緑を楽しんでいたそうです。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 端島炭坑の別名と、2015年に登録された世界遺産の名称を答えなさい。
軍艦島(ぐんかんじま)と呼ばれ、「明治日本の産業革命遺産」の一つとして世界文化遺産に登録されています。
【応用】 端島炭坑には、なぜ当時としては珍しい鉄筋コンクリート造の高層住宅が密集して建てられたのですか。
島全体が非常に狭く、限られた土地に多くの炭鉱労働者とその家族を住まわせるために、日本初の鉄筋コンクリート造の高層住宅などが密集して建てられたからです。
【実践】 1970年代に端島炭坑が閉山に追い込まれた、社会的な背景を説明しなさい。
エネルギー革命によって、主要なエネルギー源が石炭から石油へと転換されたため、石炭の需要が激減し、1974年に閉山に追い込まれました。

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