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関税自主権

関税自主権

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

関税自主権かんぜいじしゅけんとは、外国から入ってくる品物にかける税金(関税)を、自分の国で自由に決めることができる権利のことです。

昔、日本がアメリカなどの外国と結んだ約束(条約)では、この権利がありませんでした。そのため、外国から安くて良い品物がたくさん入ってきても、高い税金をかけて国内の産業を守ることができず、日本の綿織物などを作っている人たちがとても困ってしまいました。

明治時代になってから、日本はこの不公平な約束を変えるために努力を続けました。そして1911年に、小村寿太郎こむらじゅたろうという人がアメリカとの交渉に成功し、ようやくこの権利を取り戻すことができたのです。これにより、日本は自分の国の産業を自分たちで守り、発展させることができるようになりました。

ルラスタコラム

関税がないと、どうして困るのでしょうか?例えば、日本で1000円で作っているタオルがあるとき、外国から同じようなタオルが100円で入ってきたら、みんな安い方を買ってしまいますよね。関税をかけて外国のタオルを1100円にすれば、日本のタオルも売れるようになります。関税は、国内の仕事を応援するための大切な仕組みなのです。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 日米修好通商条約において、日本が失った「輸入品にかける税率を自国で決定できる権利」を何というか。
関税自主権
【応用】 関税自主権がないことで、当時の日本の国内産業(特に綿織物業など)にはどのような影響があったか、簡潔に説明せよ。
安価な外国製品(綿糸や綿織物など)が大量に流入し、国内の産業が大きな打撃を受けたため
【実践】 関税自主権の完全回復を成し遂げた人物の名前と、その交渉が成功した年を答えよ。
小村寿太郎(1911年)

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