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武家諸法度

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

江戸幕府が、全国の大名だいみょう(お殿様)たちを従わせるために作ったきびしいルールが「武家諸法度」です。戦国時代が終わったばかりのころ、幕府は大名が勝手に力をつけて反乱を起こさないか、とても心配していました。

そこで、3代将軍の徳川家光とくがわいえみつは、このルールの中に「参勤交代さんきんこうたい」という決まりを付け加えました。これは、1年おきに江戸と自分の領地を行ったり来たりしなければならないというものです。移動にはたくさんのお金がかかるため、大名たちは幕府に逆らうための武器を買う余裕がなくなってしまいました。

もしこのルールを破ると、お殿様の仕事をクビにされたり、領地を取り上げられたりする厳しい罰がありました。こうして幕府は、260年もの長い間、平和な時代を守り続けることができたのです。

ルラスタコラム

参勤交代の行列は、大名のプライドをかけたパレードのようなものでした。多いときには数千人もの家来を引き連れて歩いたため、その費用は今の価値で数億円から数十億円もかかったと言われています。幕府の狙い通り、お殿様たちはお金がなくなって大変だったのですね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 武家諸法度において、3代将軍徳川家光が義務化した、大名が江戸と領地を1年おきに往復する制度を何といいますか。
参勤交代
【応用】 武家諸法度で「新しい城を築くことの禁止」や「参勤交代」が定められた、幕府側の最大の狙いは何ですか。
大名の軍事力や経済力を削ることで、幕府に対して反乱を起こす余力を奪い、統制を強めるため。
【実践】 5代将軍徳川綱吉の時代、武家諸法度の内容はどのように変化しましたか。「文治政治」という言葉を使って説明しなさい。
武力による支配(武断政治)から、儒教の教えに基づき学問や礼儀を重んじる「文治政治」へと転換したため、武勇よりも忠孝を重んじる内容へと変化した。

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