まとめ
【定義】
ベテルギウスは、オリオン座の肩に位置する赤色超巨星であり、冬の大三角を構成する一等星。地球の自転に伴う星の見かけ上の動き(日周運動)において、天の北極を中心とした同心円状の軌道を描く天体の一つである。
まとめ
解説
星の動きは、地球が地軸を中心に自転しているために生じる見かけの運動である。オリオン座を構成する星々には色の違いがあり、赤色のベテルギウスは低温の赤色超巨星、青白色のリゲルは高温の恒星である。天球モデルにおいて、星の通り道は地軸に対して垂直な平面をなす平行線として描かれる。北緯36度の東京において、天の赤道上にあるミンタカは真東から昇り、南中高度54度を経て真西に沈む。これに対し、ミンタカより北寄りに位置するベテルギウスは、より高い位置で南中し、空に現れている時間も12時間より長くなる。方位による軌跡の違いとして、北の空では北極星を中心に反時計回りに回転し、東の空では右上へ、西の空では右下へ移動する。この回転移動により、オリオン座の三つ星は東では縦並び、西では横並びへと見かけの傾きを変化させる。観測者の緯度によって北極星の高度や星の南中高度が異なるため、北極、赤道、南北緯度ごとの天球図を比較することで、緯度と星の通り道の因果関係を導き出すことができる。
小学生のみなさんへ
ベテルギウスは、冬の星座「オリオン座」にある、赤くて明るい大きな星です。冬の夜空で目立つ「シリウス」や「プロキオン」といっしょに「冬の大三角」を作っています。星が東から昇って西へ沈むのは、地球がこまのようにくるくると回っている(自転している)からです。ベテルギウスは、オリオン座の真ん中にある三つ星よりも、少しだけ北側の通り道を進みます。そのため、日本では三つ星よりも高い空を通るのがとくちょうです。また、オリオン座は東から出るときは「たて」に並んでいますが、西へ沈むときは「よこ」に並んで見えるなど、動き方を観察すると形のかたむきが変わる不思議な様子を見ることができます。
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