反応速度

反応速度

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

反応速度
化学反応が進行する際の、単位時間あたりの反応物または生成物の濃度変化量

解説

化学反応が起こるためには、反応する物質の粒子(分子イオン)が互いに衝突し、かつ「活性化エネルギー」と呼ばれる一定以上のエネルギーを持つ必要があります。反応速度は、これらの衝突回数や、エネルギー条件を満たす粒子の割合によって決まります。

反応速度を変化させる主な要因には、濃度、温度触媒の有無があります。濃度が高くなれば衝突回数が増え、温度が上がれば高いエネルギーを持つ粒子の割合が増えるため、反応は速くなります。また、触媒は反応の通り道を変えることで、必要なエネルギー(活性化エネルギー)を低くする役割を果たします。

要因 変化の内容 速度への影響
濃度・圧力 粒子の数が増える 衝突回数が増えて速くなる
温度 粒子の熱運動が激しくなる 活性化状態の粒子が増えて速くなる
触媒 反応の経路を変える 活性化エネルギーが下がり速くなる
コラム

反応速度 v は、一般に反応物 A、B のモル濃度を用いて v = k[A]^a[B]^b という反応速度式で表されます。ここで k は反応速度定数と呼ばれ、温度が一定であれば一定の値をとります。

日常生活における例として、食品を冷蔵庫に入れるのは、温度を下げることで腐敗(化学反応)の速度を遅らせるためです。一般に温度が10℃上がると、反応速度は2〜3倍になると言われています。

小学生のみなさんへ

反応速度(はんのうそくど)とは、化学反応が進む「スピード」のことです。理科の実験などで、あるものが別のものに変わる速さを指します。一般的に、温度を10度上げると反応のスピードがだいたい2倍速くなるという不思議な性質があります。例えば、温かいお湯の方が砂糖が早く溶けたり、食べ物が腐りやすかったりするのも、この反応速度が関係しています。

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