足尾銅山

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

栃木とちぎ県にあった足尾銅山あしおどうざんは、明治時代に日本で一番たくさんの銅をとっていた場所です。国を豊かにするために役立ちましたが、その一方で、山から出た毒が近くの渡良瀬川わたらせがわに流れ出し、大きな社会問題になりました。これを「足尾鉱毒事件あしおこうどくじけん」と呼びます。

川の水が汚れたことで、魚がいなくなったり、田んぼの作物が枯れたりして、近くに住む人たちはとても困りました。このとき、苦しんでいる人たちを助けようと立ち上がったのが田中正造たなかしょう造という人物です。彼は国会で問題を解決するよう何度も訴え、最後には天皇陛下に直接手紙を渡そうとする「直訴じきそ」まで行いました。

この出来事は、日本で最初に起きた大きな公害(環境を守るための問題)といわれています。便利で豊かな暮らしを追い求めるだけでなく、自然や周りの人たちの健康を守ることがいかに大切かを教えてくれる歴史的な場所なのです。

ルラスタコラム

足尾銅山の中には、なんと全長1200キロメートル以上ものトンネルが掘られていました。これは、東京から福岡まで行けてしまうほどの長さです。今はトロッコ電車に乗って、その一部を見学することができますよ。

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