御恩

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

「御恩(ごおん)」とは、鎌倉時代の将軍しょうぐんが、家来である武士(御家人ごけにん)に与えた「ごほうび」のことです。一番大きなごほうびは、武士にとって命の次に大切な「領地りょうち(土地)」を守ってあげたり、新しくプレゼントしたりすることでした。

昔の武士たちは、自分たちの土地を命がけで守っていました。将軍が「その土地は君のものだよ」と認めてくれることで、武士は安心して暮らすことができたのです。また、戦争で手柄を立てると、将軍から新しい土地をもらうこともありました。こうした将軍からの思いやりを「御恩」と呼びます。

この御恩をもらったお返しに、武士は将軍のために命をかけて戦う「奉公ほうこう」を行いました。こうして、土地をきっかけに結ばれた強いきずなが、鎌倉時代の武士の社会を支えていたのです。

ルラスタコラム

みなさんがよく使う「一生懸命(いっしょうけんめい)」という言葉は、もともと「一所懸命」と書きました。これは、将軍からもらった「一つの場所(土地)」を命をかけて守るという武士の決意から生まれた言葉なんですよ。

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