一般小学生

まとめ

植物の葉に見られる、葉緑体を含まないために白や黄色などの模様となっている部分
  • 植物の葉の一部が白くなっている箇所で、細胞内に葉緑体が存在しない
  • 光合成の実験において、葉緑体の有無が反応に与える影響を比較する対照実験に用いられる
  • 日光を当てた後でもヨウ素液によるデンプン反応(青紫色への変化)が起こらない

解説

植物の葉は、通常であれば細胞の中に「葉緑体」という緑色の粒を持っているため、全体が緑色に見えます。しかし、植物の種類や突然変異によって、葉の一部に葉緑体を持たない白い部分ができることがあり、これを「ふ(斑)」と呼びます。理科の実験では、この「ふ」がある葉(斑入りの葉)を使って、光合成の仕組みを詳しく調べます。

実験では、斑入りの葉に十分な日光を当てた後、エタノールで脱色してからヨウ素液に浸します。すると、もともと緑色だった部分は青紫色に変化しますが、「ふ」の部分は変化しません。これは、光合成によってデンプンが作られるためには、光だけでなく「葉緑体」そのものが必要であることを示しています。このように「ふ」は、特定の条件(この場合は葉緑体)がない場合に結果がどう変わるかを確認するための重要な比較対象となります。

コラム

光合成の実験を正確に行うためには、実験前に植物を数時間から一晩ほど暗い場所に置く「ふ(斑)」以外の部分にある既存のデンプンを消費させる処理が必要です。これを怠ると、実験前からあったデンプンが反応してしまい、光合成の結果を正しく判定できなくなります。

また、観葉植物の世界では「斑入り(ふいり)」の植物は、その独特の模様が美しいとして非常に人気があります。ただし、植物の立場からすると「ふ」の部分は光合成ができないため、斑が多い葉は通常の緑色の葉に比べてエネルギーを作る効率が低く、成長がゆっくりになるという特徴があります。

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