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まとめ
通常国会(常会)とは、日本国憲法に基づき、毎年1回、1月に召集される国会のことです。会期は150日間と定められており、主に次年度の予算案を審議・議決するために開かれます。
解説
通常国会では、国の運営に欠かせない予算の成立が最優先されます。会期は原則として150日間ですが、議論が尽くされない場合は1回に限り延長することが認められています。国会における意思決定(議決)には、案件の重要性に応じたルールがあります。最も一般的なのは「出席議員の過半数」による議決ですが、より重い判断を要する場合は「3分の2以上」の賛成が必要になります。
例えば、法律案の審議において衆議院と参議院で意見が分かれた際、衆議院で「出席議員の3分の2以上」の賛成があれば、法律案を再可決し成立させることができます。また、国の基本法である憲法の改正を提案(発議)する場合には、さらに厳格な「各議院の総議員の3分の2以上」という条件が課されています。これらは、一部の勢力だけで強引に重要な決定を下さないための仕組みです。
コラム
国会が活動を始めるには、一定以上の議員が集まる必要があり、これを「定足数」と呼びます。衆議院・参議院ともに、総議員の3分の1以上の出席がなければ、議事を開き議決することができません。
通常国会以外にも、緊急の必要がある場合に開かれる「臨時国会」があります。臨時国会は、内閣が召集を決定しますが、いずれかの議院の「総議員の4分の1以上」から要求があった場合、内閣はその召集を決定しなければなりません。このように、国会は国民の代表として、常に状況に応じた審議を行える体制を整えています。
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