大図

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

江戸時代(えどじだい)に、伊能忠敬(いのうただたか)という人物が日本全国を自分の足で歩いて測量(そくりょう)し、日本で初めての正確な日本地図を作りました。その地図は「伊能図(いのうず)」と呼ばれています。伊能図には大きさのちがう3種類の地図がありますが、その中でも最も大きく、くわしく書かれたものが「大図(だいず)」です。大図の縮尺(しゅくしゃく)は3万6000分の1で、全部で214枚という膨大(ぼうだい)な数になります。地図には、海辺の形はもちろん、村の名前や神社の場所、さらには川の出口である河口(かこう)の位置まで正確に記されています。なぜこれほどまで精密(せいみつ)に作ったのでしょうか。それは、当時日本に近づいていた外国の船から国を守るために、海岸線の形を正確に知る必要があったからです。大図は、その後の明治時代に作られた地図よりも正確だった部分があるといわれるほど、世界的に見ても高いレベルで作られた地図なのです。

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