菱垣廻船

一般小学生

まとめ

小学生のみなさんへ

江戸時代、大阪(大坂)から江戸(今の東京)へ荷物を運んでいた大きな船のことを「菱垣廻船ひしがきかいせん」といいます。船の横側に、竹を菱形ひしがたにあんだ「かき」という飾りかざりがついていたため、この名前がつきました。

当時の大阪は、日本中の食べ物や品物が集まる「天下の台所」と呼ばれていました。そこから江戸に住む人たちのために、綿の布、油、紙、しょうゆなどの生活に欠かせない道具を、この船で一度にたくさん運んでいました。

しかし、のちに「樽廻船たるかいせん」という、お酒を運ぶのが得意なスピードの速い船が登場すると、しだいに活躍かつやくの場をゆずることになりました。それでも、江戸時代の物流を支えたとても大切な船だったのです。

ルラスタコラム

江戸時代、大阪から江戸へ行くことを「下る」と言いました。そのため、江戸に運ばれる良い品物のことを「下りもの」と呼びます。今でも、つまらないことを「くだらない」と言いますが、これは「江戸へ送る価値もない(下る必要がない)」という言葉から来ているという説があるんですよ。

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