風配図

一般小学生

まとめ

【定義】
風配図(ふうはいず)とは、ある地点における一定期間の風向ごとの出現頻度を、方位を示す放射状の図表で表したものである。地域の風の傾向や気候特性を視覚的に把握するために用いられる。

まとめ

風の観測データは「風向」「風速」「風力」で構成され、いずれも観測時刻前10分間の平均値を用いる。風配図はこれらのうち風向の分布を方位ごとの線の長さで示したものであり、風速や風力は測定器具や自然現象に基づく階級表を用いて定義される。

解説

気象観測における風の3要素は、次のように定義されている。第一に「風向」は、風が吹いてくる向きを指し、通常8方位や16方位で表される。第二に「風速」は、空気が移動する速さであり、単位はm/s(秒速)で示される。風速は、10分間に空気が移動した距離(m)を600(秒)で割ることで算出され、風杯型風速計や風車型風速計によって測定される。第三に「風力」は、風が周囲に及ぼす影響の強さを表すもので、風速に基づいて0(静穏)から12(台風など)までの階級に分類される。これは「ビューフォート風力階級」と呼ばれ、煙が垂直にのぼる状態(風力0)から、建物に大きな損害が出る状態(風力12)まで、自然界の様子に対応した詳細な基準が設けられている。風配図は、これらを集計し、例えば2月と8月などの月ごとの風の傾向を比較する際に、特定の風向の頻度を放射状にプロットすることで、卓越風(その土地で最も頻繁に吹く風)を明確に示す役割を果たす。

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